戦場ヶ原ひたぎ「嫌いなものがあるってことは好きなものがあるってことと同じくらい大切なのよ」(物語シリーズ・セカンドシーズン)

雑談コラム

今日は,「物語シリーズ・セカンドシーズン」を観ていて,いい言葉が出てきたのでそれについてちょろっと書いていきます(※ネタバレ注意)。

タイトルにもある通りですが,ひたぎさんが羽川に言った言葉です。

「嫌いなものがあるってことは,好きなことがあるってことと同じくらい大切なことなのよ」

羽川の家が燃えてしまって,ひたぎさんが羽川を家に泊めてあげることになるのですが,ある時羽川がひたぎさんのために料理を作るシーンで,ひたぎさんは羽川の食の好みに疑問をもちます。

なぜなら,羽川の料理には「味付け」というものが全くといって無かったから。

「ジャムもバターも塗らないパン」
「ドレッシングをかけないサラダ」
「醤油もソースも胡椒もかけない目玉焼き」
「塩を入れないおにぎり」
….

羽川翼は何でも受け入れてしまう。

何でも好きであり,何でも嫌いじゃない。

何色にも染まっていないから,何色にでも染まることができる。真っ白なんだと。

でもそれは,何でも嫌いじゃないってだけで,本当の好きとは違うと。

「嫌いなものがあるってことは,好きなものがあるってことと同じくらい大切なことなのよ」という訳です。

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「なかなか鋭い指摘や!」と思いました。

確かに「なりたい自分を想像するには,なりたくない自分を想像しろ」とか,

「やることじゃなくて,やらないことを決めることの方が大事」とかよく聞きますよね。

「何かを嫌う」って,良くないことだと捉えられることが多いけど(その対象が人の場合特に),その「嫌い」って感情も大切にした方がいいってことなんやな。

私自身も子供の頃,「好き嫌いはいけません」と教えられたけど,このセリフを聞いて,そんなこともないのかもしれないと思った次第です。

好きなものばかりでなく,嫌いなものに耳を傾ける。

いい言葉に出会った1日でした。

これだからアニメは辞めらんねえのよなぁ。

アニメは最高の暇つぶしです。

本日は以上です。

読んで頂きありがとうございました。